過去個展作品

2013年9月30日~11月29日
「森美恵の和紙ちぎり絵展 2013」(森美恵様)

作品名 作品画像 コメント
1 餌を求めて
暖かくなると池の鯉は人の気配がすると寄ってきて餌を求めます。手を叩けば音に反応して一斉に口を開けてきます。神社仏閣の参拝客ならきっと誰でも経験していることでしょう。その様子が面白くて描きました。
2 希望
富士山はどこから見ても富士山、日本人なら誰も間違うことはありません。独立したひとつの山の姿は優美でこれまで何度も描きました。これからも描くと思っています。この赤富士は新年を迎えて明るい一年となるように祈りをこめて描いたものです。
3 耳をすませば
爽やかな新緑の季節、小さかった流れが少しずつ大きくなって沢を下る微かな音と小鳥の鳴き声が聞こえてきそうな渓谷の静かさを描きました。絵の前に立つと耳をすましたくなることと思います。
4 風、通りすぎる
山から降りてくる初夏の風が白樺の葉を揺らし「ああ、風が通り過ぎた」と気づいた瞬間を描いています。
5 苔庭
日本ではいずこの苔庭も手入れが行き届きと言うより手入れをしなければ苔庭にならないようで 特に有名な苔庭は日々の細やかな手入れを欠かしたことがないそうです。緑の苔のしっとりとしたベルベットのような感触が大好きで描いています。
6 魚野川雪どけ
新潟県の魚野川を訪ねたのは3月の始めでした。まだまだ寒くて木々には硬い芽しかありませんでしたが青空が川面に映り水の流れも速くなって春が近づいていることに気づかされました。
7 朝の海
太陽が昇り始めたころ小さな漁船がスピードを出して沖に出て行く様子は何度見ても生き生きと写り一日の良いスタートが切れたように感じます。そんな元気をもらうために海まで出かけるのかもしれません。大好きな光景です。
8 参道
信心深いわけではないのですが、神社の参道が好きで遠出したときは必ずと言って良いほどあちこちの参道を歩いています。短い距離の参道や2~3キロあるものまでいろいろですが、その厳かで静かな雰囲気が心を落ち着かせてくれます。日本人が長い年月をかけて創り上げたもので、苔庭と同じように、それが自然の中に溶け込み調和した景色が出来上がったと思えます。
9 渓谷に遊ぶ
深い渓谷にボートを出し崖のような壁に包まれたとき、そのひと時はすべてを忘れて自然に抱かれているような深い安心感を抱くことができました。まさに渓谷に心が遊んだのでしょう。
10 シャボン玉
最近のシャボン玉は道具も良くなって、小さな子供でも一度にたくさんのシャボン玉を飛ばすことができます。飛ばす子も追いかける子も夢中になれる楽しい遊びです。

 

2012年11月13日~2月25日
「戸塚直樹・水彩画展」(戸塚直樹様)

作品名 作品画像 コメント
1 大和屋茶店
この絵に描かれている建物は五つくらいの家が一つの細長い瓦屋根でつながっている長屋の構造をしています。その長屋の一部分を側面から見るかたちになているこの絵。描かれているのは緑茶の茶葉を売るお茶屋さんです。(群馬県藤岡市にて取材)
2 銭湯のある風景
「銭湯」とは料金を取って入浴させる公衆浴場です。東京都内でも最近はすっかり数少なくなってしまった銭湯ですが東京下町のほうへ取材に行った時この銭湯を見つけました。複雑な屋根のデッサンが予想以上に難しかったです。
3 川の向こう岸
川の対岸に焦点をあてたこの風景画は、あえて手前の草むらを薄く彩色しています。夏の景色ですが爽やかな川風を表現してみようと思いました。(埼玉県児玉郡にて取材)
4 トタン板の小屋
ここに描かれている小屋はおそらく今は使われていないものではないかと思います。つぎはぎのトタンがとても渋く印象的で周囲の緑や遠くの山の景色の中で不思議に融合していました。(群馬県藤岡市にて取材)
5 神流川(埼玉県児玉郡)
このあたりの神流川は埼玉県と群馬県の県境になっています。手前が埼玉県、対岸が群馬県です。夏の青空に浮かぶ雲や豊かな水をたたえる川の流れを表現したいと思い、描いてみました。
6 山里の夏
風景画を描く時の私の一つの楽しみはグリーンの表現です。絵具の中でもグリーン系の色は好きです。混色してさまざまなグリーンを作りました。ほかに単色のグリーンも使ってとてもたくさんのバリエーションを楽しみながらこの絵を描きました。(群馬県藤岡市にて取材)
7 あさひや
東京下町の谷根千(谷中、根津、千駄木)に行って日本の伝統的木造家屋を探しました。一階の半分でそば屋を営んでいると思われるこの建物は昔風情に溢れていました。
8 木造家屋の魅力
こちらも東京下町の谷根千取材時に見つけた建物です。昭和を感じさせるこの建物は伝統的木造家屋の代表格のように思えました。二階屋根のすぐ下にあるトタンが錆びて剥がれかけている様子をリアルに表現できたと思います。
9 うなぎ尾張屋
 alt= この作品を描いた時に目指したのはあまり細部にこだわらない軽やかな表現です。透明水彩という画材の特性を楽しみながら描きました。(東京下町にて取材)
10 かどや高橋商店
私の自宅アトリエからそれほど遠くない距離にあるこの建物は何とも絵心をくすぐるたたずまいの日用雑貨の店。以前から気にはなっていましたが今回初めて絵として完成しました。(東京・板橋にて取材)
11 黒い板塀と門
建物ではなく板塀と門を主役にした絵は描けないだろうか、という発想からこの絵を描きました。黒以外の絵具の混色でこの板塀と門を表現しました。とても存在感のある色合いになったと思っています。(東京下町にて取材)
12 東京下町風情
木造の壁、アルミサッシではない木製の引き戸、たくさん並べられた鉢植え、そんなすべてに下町風情を感じてしまう建物でした。とても味わいのある家。東京・台東区方面に取材に行った時見つけたもので「東京下町風情」という画題が自然に思い浮かびました。

 

2012年11月5日~12月13日
「少女の恐怖展」(呉佩穎(ウーペイイン)様)
作品名 作品画像 コメント
1 制服少女
Wu_seifuku 漫画を切り貼りする事により、新しい「マンガ」または新しい「絵」を作ってみました。その中で漫画の絵の概念や枠組の「破壊」に挑戦。まずは漫画の象徴的存在である「女子高生」の恐怖の表情を描きました。
2 空気
Wu_kuki 現在、空気のように日常生活に溢れている漫画。この絵ではその漫画と芸術の境界線が曖昧である、ということを表現してみました。また、通常の絵では木製パネル上に紙を置き、その紙に絵を描きますが、この絵は直接、木製パネルに絵を描いています。
3 ゴスロリ
Wu_goss ゴスロリというのはファッションの一つです。代表的なものとしては、黒地に白のレースのスカートと、黒や白のブラウスを合わせるといったもの。ファッションとして認められているが、漫画やアニメとなるとまた別の見方があります。この絵では「現実のファッションと漫画やアニメとの違いは何か?」ということを考えながら描きました。
4 A.I.少女
Wu_A.I ロボットアニメ等の流行で、ロボット系少女やアンドロイド等をテーマとした漫画やアニメもますます増えてきました。この絵では無口で静かな性格を持つA.I.少女の恐怖を表現しました。
5 猫耳少女
Wu_neko350 動物の毛、耳や尻尾等を少女が身に付けているのも漫画やアニメではよくある表現。このような現実で存在しないキャラクターが現実世界に出てきて籠に閉じこめられている。この絵では、このようにまるでペットのように扱われている状況から逃げようとする猫耳少女の表情を描いてみました。
6 巫女
Wu_miko 巫女はアニメや漫画に出てくるキャラクターの一つ。特に服装が特徴的ですぐに巫女ということがわかります。昔ながらの巫女は神聖なイメージですが、最近ではアニメや漫画によってそのイメージが変わってしまった、と感じているひとは少なくないはず。この絵は私自身がそのような現実に直面してしまった体験を元にして描いてみました。巫女さんが行儀をする時、巫女のコスプレ意識を持った人々により、巫女さんが急に写真を撮られてしまう。そんな歪曲なイメージで捉えられてしまった、巫女の不安や不信の表情を表してみました。

 

2012年6月18日~7月26日
後藤 勝美「奥飛騨・高山」原画展 (後藤勝美 様)

作品名

作品画像
1.春の中橋
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 2.高山市政記念館
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 3.空町風景
goto_3
 4.飛騨の里
goto_4
 5.新緑の中橋
goto_5
 6.新穂高ロープウェイ
goto_6
 7.無題
goto_7
 8.紅葉1
goto_8
 9.紅葉2
goto_9
 10.北アルプスが見える場所
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2012年5月28日~7月5日
「それぞれの空の点 —Drama materializing through fateful turning points」(都様)

作品名 作品画像 コメント
1 それぞれの空の点
miyako_1 この作品は「大きな空を一つの視点からみている」という
テーマです。前向きで温かい感情が印象付けられるよう、
明るい色合いのベースに花を描きました。これはまさに
日常生活の中にある日本文化だと思いました。
2 summer gift
miyako_2 青~緑をメインカラーにして、儚さをもった心象風景を
描きました。
3 朝日(right)
miyako_3 想像の世界に現実感を生むように、繊細に密に描くよう
心がけました。
4 朝日(left)
miyako_4 色味やタッチ、筆あとを工夫しました。
5 七月の空より(right)
miyako_5 より印象的になるように、 高い視点での構図にしました。
6 七月の空より(left)
miyako_6 花がこちらを向いている、という印象を与えられるよう
花を拡大して描きました。
7 プロローグ(right)
miyako_7 少し暗い印象にするため、彩度を落とし、コントラストを工夫しました。
8 プロローグ(left)
miyako_8 開放的印象になるように、明るい色味を多く使いました。
特に空を印象づけるため、遠近法を用いました。
9 message
miyako_9 この作品は『感謝を贈る花束』というテーマです。
優しさを表現出来るよう、繊細に密に描きました。

 

2012年4月2日~5月10日
「676作品展 ~好。~展」(676様)

作品名 作品画像 コメント
1 獅子舞
676_1_shishimai 「ジャポニズム」を意識した作品作りで最初に描いた作品が
『獅子舞』でした。今でも様々な表現に挑戦する時には
獅子舞を題材にして描いています。
2 龍舞
676_2_ryuumai 昔から『龍虎図』という作品が好きだったので、
獅子舞の作品を描く時には組み合わせとして龍を
題材にした獅子頭を描く事も多いです。
3 海人
676_3_amanto 『青』を題材にして最初にイメージしたものは『海』でした。
海の持つ包容力を女性に例えてみました。
4 オオミズアオ
-アクリル画
676_4_oomizuao 学生時代に出逢った『オオミズアオ』は今でも鮮明に
その美しさを覚えています。その美しさを表現する事を
日々探求しています。
5 オオミズアオ
-千代紙
676_5_oomizuao オオミズアオの美しさを千代紙で表現してみました。
6 オオミズアオ
-カラーインク
676_6_oomizuao オオミズアオの美しさをカラーインクで表現してみました。
7 蛾の輪
676_7_ganowa オオミズアオを題材としてデザイン化して描いてみたものです。

 

 

2012年1月30日~2月7日 
「こーなのKawaii展」(こーな様)

作品名 作品画像 コメント
1 秋色ポルカ
kona_1 秋の街で、オレンジ色のすてきな服が目に留まる。
なんてすてき! 私は、音楽と共に踊りたくなりました。
2 とりのうた
 kona_2 鳥のように、空を飛んでみたい。 空を、走ってみたい。
夢の中で、少女は空を走るのです。
3 虹のしずく
kona_3 虹のしずくをいっぱい降らせて、少女はふわっと舞い降りる。
4 星降る夜の おくりもの
kona_4 それは、星降る夢の夜…今日は、どんな、夢をみる?
5 ガラスの空を 見上げて
kona_5 きらきら光る、空を見上げて…少女はどんな、夢を見る?
6 少女の夢
kona_6 リボンや宝石にかこまれて…今日はおめかししてみたよ。
素敵なことが起こりそう!
7 毒キノコを 召し上がれ
kona_7 私は森のキノコ売り。
恋の毒が入ってる、 森で採れた、キノコはいかが?
8 雪の魔法
kona_8 私の魔法で、みんなに雪を降らせてあげる!
9 Happy Halloween
kona_9 Happy Halloween♪ カボチャの天使、ひきつれて、
キャンディおねだり 魔法使い☆

 

 

2011年10月17日~12月9日
「戸塚 直樹・水彩画展」

作品名 作品画像 コメント
1 赤い花のある
木造の家
totsuka2011_1 家の近所を散歩していた時ふとした所に赤い花と緑に
囲まれた木造家屋を見つけました。
これはまさに日常生活の中にある日本文化だと思いました。
2 畦道の先にある古い農家
totsuka2011_2 車を運転して埼玉県児玉郡に行った時、道に迷い車を降りて
あたりを見まわしていたら古い農家の建物を見つけました。
素晴らしい景色との出会いは偶然性に満ちています。
3 群馬県桐生市を訪ねてⅠ
totsuka2011_3 さまざまなモチーフを探し求めて群馬県桐生市の街を
歩いたことがあります。
この建物は大正3年(1914年)に建築されたもので
我が国の国登録有形文化財に指定されています。
屋根は銅板葺きで外壁には白磁タイルが使用されており
正確に言うなら当時の洋風の建物ということになります。
しかし建築が1914年であるため日本文化と同じように
伝統の重みを感じます。
4 群馬県桐生市を訪ねてⅡ
totsuka2011_4 こちらもまた群馬県桐生市で見つけた建物。
大正3年(1914年、一部は1900年)に建てられた
蔵造りの建物です。
我が国の国登録有形文化財に指定されています。
5 ビルの谷間の木造住宅
totsuka2011_5 今では東京のデートスポットの代表格となった代官山。
たくさんの新しいビルや商業施設の中にポツンと
存在する木造住宅を見つけました。
周囲の建物とギャップがあることもあって
この木造住宅はとても印象的でした。
6 木造建築の美
totsuka2011_6 東京・雑司ヶ谷付近で私の好むモチーフとして
完璧と言っても過言ではない木造の家を見つけました。
「昭和」という時代を彷彿とさせるその印象には
非常に絵心を刺激されました。
7 居酒屋
totsuka2011_7 東京には居酒屋がたくさんあります。
比較的安く酒が飲める大衆酒場。
私も居酒屋で飲むのが大好きです。
さてその数ある居酒屋の中でこの店がモチーフとして
選ばれた理由は看板下に並ぶ提灯にあります。
この印象的な提灯に心惹かれるのは私が
日本人だからでしょうか?
8 鰻処
totsuka2011_8 東京・板橋にある鰻の店。
絵の右のほうにある青い布に書かれている文字は
「うなぎ蒲焼」です。
鰻の蒲焼は鰻を開いて骨を取り串に刺してたれを
つけながら焼く、多くの日本人に人気のある料理です。
9 水田のある風景
totsuka2011_9 水田が広がり遠くのほうに農家の屋根が見え隠れする
とても日本的な風景だと思いました。
美しく青々とした夏の水田の彩色にはとても
神経を使いました。
10 静寂
totsuka2011_10 私の家の隣りには有名な「安養院(あんよういん)」
というお寺があります。とても広いお寺です。
ここに描かれている「山門」と呼ばれる門の外から
内を覗いた時の印象は非常に奥深く、重厚で静寂感に
満ちていました。

 

 

2011年9月1日~11月24日
「森 美恵の和紙ちぎり絵展」

作品名 作品画像 コメント
1 奥社への道
mm2011_1 戸隠神社(長野県)の奥社へ通じる参道は、
近年パワースポットとして、また有名女優の
CMの影響で大変混みあうようになりました。
数年前に訪れた頃の、静かで荘厳な雰囲気を、
天に向かって真っ直ぐに伸びた杉木立で
表現しています。
2 雪の舞う
mm2011_2 雪の舞う中、人を見かけなかったのですが
通り道が出来ていました。
道の先に小さな集落があるのでしょう。
明日はこの道も雪で消えてしまうかもしれません。
3 舞い散る
mm2011_3 風もないのに舞い散る紅葉。
滝の流れを背景に深まりゆく秋を描きました。
特定の場所ではありません。
4 こわごわと
mm2011_4 風景の中に溶け込んだ幼い兄弟姉妹を主人公に
した絵は、私の好きなテーマの一つです。
この絵は滝壺の近くで親子が遊んでいた時にヒント
を得て、お兄ちゃんが妹を優しく気遣っている様子
を想い描いたものです。
5 はにかむ
mm2011_5 本当は怖かったのかも知れませんが、
小鹿は私を見て恥ずかしそうな顔をしました。
甘えて何かを訴えているような、そのはにかんだ
ように見えた一瞬を描きました。
6 何かある
mm2011_7 初めて履いた靴が嬉しくて歩きまわり、
目にするものすべてを触ってみたがる幼子。
届かない向こうに何かがあるのかな?
と思っている様子を描いています。
7 鳩を追う
mm2013_8 優しいお兄ちゃんは鳩に餌をやり、やんちゃな弟は
鳩と一緒に遊びたがって懸命に追いかける。
雪の境内のワンシーンです。
8 山路
mm2011_9 秋の午後はとても短く、少し陽が傾き始めると
紅葉した木々の間を光が通り、辺り全体が秋色に染まる
ひと時を描きました。
9 雲海
mm2011_6 かなり離れた上空から富士山を見る機会に
恵まれました。その時は快晴でしたが、もし雲があればと
想像して、雲の柔らかさと硬く凍った雪を対比させ、
和紙の特性を生かせたと思います。